フィデリティ・インターナショナルの調査で、日本の就労者の今後6カ月の見通しは「楽観的」42%、「悲観的」33%だった。対象は35の国・地域の就労者3万8千人超で、日本は2,000人。2025年9~10月に調査し、2026年1月29日に結果をまとめた。

ストレス要因は「生活費上昇・インフレ」17%が最多で、「経済状況」15%が続いた。貯蓄額が減った理由は「家計費の増加」63%が中心で、日々のお金の管理に自信がある人は32%にとどまる一方、金融の情報・助言で「専門家」を挙げた人は42%だった。

老後では、想定する退職年齢の中央値は65歳、退職後に必要と考える資産額の中央値は3,000万円だった。高所得層は5,000万円、低所得層は1,500万円と差があり、備えの貯蓄開始年齢の中央値は38歳。退職後も働きたい人は39%で、理由は「社会とのつながり維持」52%が多い。最大の懸念は「健康問題」51%だった。

仕事面では「満足」21%、「不満」27%で、低所得層の不満は49%に上る。6カ月以内に離職予定は全体・高所得層で11%、低所得層は16%。職場でAIツールにアクセスできる人は39%と、グローバル平均61%、アジア太平洋66%を下回り、責任あるAI利用のトレーニング(20%)や経営層の奨励(21%)も伸び悩む。今後は物価高下の家計不安と、職場のAI活用環境の整備が課題になりそうだ。

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